サプリメントの安全性はどこで判断する?有機JAS・原材料・産地の見方

サプリメントの安全性はどこで判断する?有機JAS・原材料・産地の見方

ニシジマ農園の有機JAS認証書(認証番号 2309-A01/認証機関:特定非営利活動法人 熊本県有機農業研究会)
ニシジマ農園の有機JAS認証書。第三者機関の審査を受けているかどうかは、誰でも確認できます。

この記事でわかること

  • 「安全そう」を、確認できる事実に置き換える4つの視点
  • 有機JASとFSSC 22000が、それぞれ何を保証しているか
  • 産地表示と製造者表示の見方
  • 販売ページのどこを見れば判断できるか

毎日口に入れるものなので、安全性が気になるのは当然です。ただ、「安全です」と書いてあることは、安全であることの根拠にはなりません。

誰でも自分で確かめられる材料は、実は4つしかありません。順に説明します。

① 原材料名に何が並んでいるか

いちばん情報量が多いのが、パッケージ裏面の「原材料名」です。ここには2つのルールがあります。

名 称 モリンガ加工食品 原材料名 モリンガ末、還元麦芽糖 / セルロース、 ステアリン酸Ca、微粒二酸化ケイ素 1 使用量の多い順に並ぶ いちばん最初に書かれている ものが、いちばん多く 入っています。 2 「/」より後ろが添加物 スラッシュの位置を見れば、 どこからが添加物なのかが わかります。
使用量の多い順に並び、スラッシュより後ろが添加物です。

原材料の数が多いほど危険、という単純な話ではありません。ただ、自分が何を口にしているかを把握できるのは、この欄だけです。

知らない名前があれば調べてみてください。多くは製造上の必要があって使われているもので、調べれば役割がわかります。

② 産地が書かれているか

原材料の産地が書かれているかどうかは、大きな判断材料になります。

表示の例 読み取れること
有機モリンガ(熊本県産) 国・地域まで特定できる
モリンガ末(インド産) 国は分かる
モリンガ末 産地が分からない

← 表は横にスクロールできます

産地の記載は義務ではないため、書いていないこと自体が違反ではありません。ただ、書けるのに書いていないのか、書けない事情があるのかは、消費者からは区別がつきません。

③ 第三者認証を受けているか

ここがいちばん客観的です。認証は、事業者の自己申告ではなく、外部の機関が審査して出すものだからです。

有機JAS認証

日本国内で「有機」「オーガニック」と表示するには、有機JAS認証が必要です。

農林物資の規格化等に関する法律(JAS法)に基づき、有機JAS認証を受けていない農産物・加工食品に「有機」「オーガニック」等の表示をすることは禁止されています。
出典:農林水産省「有機食品の検査認証制度」

有機JASが見ているのは、主に栽培方法と加工方法です。化学的に合成された農薬や肥料を原則使わずに育てたか、加工の段階で有機でないものが混ざっていないか。登録認証機関の検査を毎年受けて維持します。

FSSC 22000

こちらは食品安全マネジメントシステムの国際規格です。工場が、原料の受け入れから出荷までの衛生管理をきちんと仕組みとして回しているかを審査します。

2つは見ているものが違います

有機JAS=どう育てたか、どう加工したか
FSSC 22000=工場の衛生管理が仕組みとして機能しているか

片方だけでは分からないことを、もう片方が補っています。

NONケミカルの場合、畑と加工の両方が有機JAS認証を受けており(認証番号:有機農産物 2309-A01/有機加工食品 2309-B02)、粉砕と打錠を委託している熊本県内の協力工場は、有機JASに加えてFSSC 22000も取得しています。

④ 誰が作っているかが分かるか

意外と差が出るのがここです。

  • 製造者・販売者の会社名と所在地が書かれているか
  • 栽培している場所が特定できるか
  • 問い合わせ先が明記されているか
  • 質問したときに答えが返ってくるか

最後の項目が実は一番大きいです。原材料や製造工程について問い合わせて、具体的な回答が返ってくるかどうか。これは買う前に試せます。

西島 聖児
西島 聖児
ニシジマ農園 代表

畑は熊本県上益城郡御船町にあります。栽培から加工、販売まで自分たちでやっています。収穫した枝から葉だけを手で外して、ビニールハウスの中で天日乾燥。粉砕と打錠のみ、熊本県内の協力工場にお願いしています。

確認の手順

買う前の3分でできます

販売ページに原材料名が載っているか

→ ある …… スラッシュの位置と、名前の数を見る

→ ない …… 問い合わせるか、候補から外す

産地の記載があるか

→ 国・地域まで書いてあるか確認する

認証マークがあるか

→ 有機JASマーク、その他の第三者認証を探す

→ 「オーガニック」の文字だけでは認証の証明になりません

よくある質問

原材料が少ないほど安全ということですか?

そうとは限りません。使われている添加物は国の基準で認められたものです。数の多い少ないより、自分が把握できているかどうかが判断の基準になります。

「GMP認定工場」と書いてあれば安心ですか?

GMPは製造管理の基準で、判断材料のひとつになります。ただしどの団体の認定かによって内容が異なります。認定機関名まで書かれているか確認してください。

海外製のオーガニック表示はどう見ればいいですか?

その国の認証制度によります。日本国内で「有機」と表示して販売するには、原則として有機JAS認証が必要です。日本語パッケージに有機JASマークがあるかを確認してください。

認証がない製品は危険ですか?

いいえ。認証がなくても問題のない製品はあります。認証は「外部が確認した」という事実が付くだけで、その分だけ判断がしやすくなる、という位置づけです。

まとめ

  • 裏面の原材料名を見る(スラッシュより後ろが添加物)
  • 産地がどこまで書かれているか確認する
  • 第三者認証の有無を見る(有機JAS/FSSC 22000 など)
  • 製造者と所在地が明記されているか確認する
  • 気になることは問い合わせてみる。返答の内容も判断材料になる

「安全です」という言葉ではなく、確認できる事実で判断できます。

この記事の情報について
有機JAS表示に関する記述は、農林水産省「有機食品の検査認証制度」を参照しています。
自社の栽培・製造に関する記述は、ニシジマ農園の実際の作業に基づく一次情報です。
製品の製造は一部工程を熊本県内の協力工場(有機JAS・FSSC 22000 取得)に委託しています。
本記事は特定の疾病の治療・予防を目的としたものではありません。
最終更新:2026年8月

熊本の自社農園で育てた
有機JAS認証のモリンガと菊芋

  • 原材料は有機モリンガ・有機キクイモの2つのみ
  • 原材料名はスラッシュなし(表示上の添加物なし)
  • 熊本県産・有機JAS認証/葉のみを手選別し天日乾燥
  • 送料無料/お届け回数の縛りなし
  • 30日間返品保証
初回500円で試してみる

税込・送料無料/スキップ・変更はいつでもできます
※製造は一部工程を協力工場に委託しています
※キクイモは一部、熊本県内の契約有機農家のものを使用しています。

西島 聖児

西島 聖児

ニシジマ農園 代表 / 有機農業生産者

熊本県上益城郡御船町で、有機JAS認証を受けた畑でモリンガと菊芋を育てています。収穫した枝から葉だけを手で選別し、ビニールハウスの中で天日乾燥させています。原材料2つだけのサプリメント「NONケミカル™」を作っています。

Instagram @nishijima.farm

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